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上京民商ニュース 2014年4月28日号

西陣の今を考える

西陣織産地の様子、蔵田市会議員が情報を発信されています。ご紹介します。(小見出しは民商でつけました)

2000近くあった織屋は400きる

みなさん、西陣織の産地の実態をご存知でしょうか。

ピーク時に2000近くあった織屋は400を切り、この3月にも3社が西陣織工業組合を脱退されるなど、この1年間の脱退数は20社にのぼると伺います。

西陣織物の出荷状況は、昭和50年の帯地733万本が平成25年63万本に、着物239万反が4万7千反、ネクタイ1357万本が41万5千本、設備台数2万9500台が、約4000台まで落ち込んでいます。

西陣産地にとって消費税増税が大変なことに

分業で成り立っている西陣産業に消費税は爆弾のようなものです。西陣織の帯が出来上がるまで数十の行程を経ますが、その一つひとつを熟練の職人の技が支えています。消費税はその行程のすべてにかかる税です。行程の一つでも崩れたら、西陣織の帯はつくれません。西陣織の全行程を自社でできる織屋は1軒もありません。いかに、西陣産地にとって消費税増税が大変なことかがお分かり頂けるでしょうか。

産地を守るために急がれる後継者対策

「西陣織全般にわたる、職人技術者を養成する生活資金付の公的職業訓練校を創設する」と言う政策の実現が必要・・中略

今やらなければ間に合わないからです。すでに六つの行程で後継者がつくれていない状況だからです。

職人の平均年齢は65歳以上、行程によっては70歳前後となっています。

分業で成り立つ産業を支える抜本的対策に産地を持つ京都府が踏み出し、国を動かすことが必要だと私は考えます。

まずは、消費税増税をストツプし5%に戻す立場で頑張る知事を選ぶことが、「西陣」を守る道です。

増税中止署名いまこそ

消費税増税、今後の景気落ち込みに懸念

「4月に入って建設会社からの注文がパッタリ止まった、直の客の仕事しかない」(建設クレーン)。印刷業を営む会員さんからも、「3月末までは、ほんまに忙しかったけど、4月に入って暇になりました」と聞きました。和菓子販売の会員さんからは「4月1日以後は、客足が途絶えた、連休明けは地獄かもと心配している」花屋の水野さんは、「仕入れ値が急騰し、小菊は25円だったのが、63円の仕入れ値に。そのまま売値に乗せるわけにいかず、10%になったら廃業せんならん」と言います。

最近の世論調査では、6割の人が「かなり感じる、非常に感じる」と消費税の負担感は感じていて、44%の人が「家計の支出を抑えた」と回答しています。(19日20日調査・毎日新聞)日がたつにつれ、消費税増税の影響が広がります。

増税は、これで終わりではありません。来年10月に10%への増税のレールが引かれており、政府は今年中に、実施するかどうかの決断を下すことになっています。

民商では、「消費税率を5%に戻し、増税中止を求める請願」署名に取り組みだしています。

請願趣旨で、「3%増で8兆円、その上2%増で5兆円もの増税には、国民生活と地域経済は耐えられません」と訴えています。民商が増税やめよの声を、引きつづき上げていきましょう。

本業の傍ら、人形ギャラリー主宰

仁和支部の会員、三品さんは、染色業を営業する傍ら、人形ギャラリー「美晴花ギャラリア・ドス」を主宰運営しています。4月5日から10日、そのギャラリーで、「桜咲く京都うす桃色のお人形展・逢いとおした」が行われました。会場となった町家のギャラリーにはビスク人形や粘土人形など10人の人形作家の作品が並びました。開会日から途切れることなくお客さんがこられ、盛況だったとの事です。

三品さんは、10年ほど前に旅行の際に、気に入ったお人形を「つれて帰る」ようになり、今のコレクションに至っているとの事です。「楽しみでやってます」といいます。趣味をこえるような活動で今後が楽しみです。

今回の人形展は、昨年上七軒での開催に続いて2回目です。11月には、北区中川にあるギャラリーで3回目のお人形展が予定されています。

全国商工新聞連休に伴う休刊日のお知らせ

5月3日(土)から6日(火)までの休日のため、5月5日【月】号を休刊します。

事務所休業のお知らせ

5月1日(木)は「メーデー」のため、事務所休業と致します。

府・市伝統産業等への支援事業

2014年度の京都府、京都市の支援事業が準備中です。

西陣織など伝統産業の「設備の新設・改修及び伝統的技法に基づく製造に必要な諸道具類や事業継続に不可欠な設備類の更新等の支援として、更新費用総額の3分の1を限度、上限250万円までの補助制度が始まります。詳細は5月中旬発表予定。

今年3月の洛中手づくりまつりも助成金を受けた「伝統と文化ものづくり産業総合振興支援事業費補助金」も5月連休明けに、詳細発表され、取り組まれるとの事です。