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ミニレポート:「共済懇話会・京都」結成総会

11月26日(月)午後6時30分より、中京区・ハートピア京都3階大会議室で『許すな!共済規制』学習決起集会、「共済懇話会・京都」結成総会が開催され、140人が参加しました。

 

集会全景集会では冒頭に、主催者を代表して久保田憲一・京商連副会長があいさつに立ち「参議院選挙の結果を受けて、私たちの自主共済を守れ、保険業法改正を求める運動の実現の可能性がより大きくなっています。11月23日には東京で全国懇話会が『自主共済を守ろう』と集会を開き、全国から400人が集まりました。私も参加してきました。登山家や白衣のデモ行進は大いに注目を浴びました。今日の集会は京都新聞でも報道されています。何としても私たちの共済が保険業法の適用除外を勝ち取り、自主共済を守るために今日の集会を成功させましょう」と訴えました。

来賓として、河合秀明京都総評事務局長が紹介され、河合事務局長は「労働組合としても助け合いの共済会を守るために力を合わせたい」とあいさつされました。

記念講演

記念講演では福田和臣氏(兵庫県知的障害者施設「愛心園」施設長・利用者互助会会長)が約40分にわたり講演されました。

福田氏は、知的障害者が保険契約の本人確認ができないことで保険に入れない現状から、知的障害者が万が一入院となったときのために互助会を立ち上げたこと。12000円の会費で、入院一日8000円の給付を行い、健全に運営を行なってきたこと。この制度が知的障害者を抱える家族を助け合い本当に加入者から喜ばれていることを報告。「私たちの共済が大きな政治の渦に巻き込まれている」として、自主共済が保険業法の規制を受けることを互助会の運営をサポートする外資系保険会社から聞かされたこと。最初は「適用除外になるだろう」と考えていたが、厚生労働省のエリート職員に適用除外を求めると「私たちにドンキホーテの役をさせるのですか?」と言われ、その後の動きからバックにアメリカの強い圧力があることが徐々に判明したことなどを詳細に語りました。

また、福田氏は、小額短期保険業者になることを選択した団体が、保険経理人の採用、保険業法に求められる積み立てなど、会社設立そのもののハードルの高さから未だに認可されない現状を明らかにしました。

拍手でさらに福田氏は、PTA活動の一環として行なわれている掛け金数百円の共済がなぜ保険業法の規制になったのかと問いかけ、これはこの共済に加入する1200万人加入者の情報を保険会社がどうしても手に入れたい、儲けのための情報が宝の山となっていると喝破されました。

最後に氏は、仲間同士「見るに見かねての活動」が社会保障の原点、助け合う共済はこの活動の原点だと話し、自主的な助け合い共済を守るために力を合わせましょうと話しを結びました。

決意表明

各団体の決意表明では、京商連から岸本安弘常任理事が決意表明を行ないました。

岸本常任理事の決意表明を紹介します。

「京都の民商共済会は、全国商工団体連合会共済に先駆けて1978年6月に発足しました。来年、2008年は創立30周年を迎えます。

共済加入者は10月1日現在全国で約30万人、京都で1万6千人が加入しています。

民商共済は会員と配偶者は年齢を問わず、入院・通院中でも加入でき、この無条件加入は魅力のひとつです。

また身体が資本の中小業者にふさわしく『いのちと健康を守る』助け合いを重視し、『早期発見・早期治療』のために集団健康診断を民商単位ごとに毎年実施しています。

『一人はみんなのために、みんなは一人のために』の理念のもと、加入者どうしで会費を出し合い運営する自前の共済です。創立以来、全国の仲間11万4000人に55億円を越える共済金をお渡ししています。

共済金を受け取られた方々は『全国の仲間の助け合いで本当に助かりました』『健康診断で命拾いしました』『要介護を抱える世帯を励ます見舞金をいただきました。母とはいえ介護は肉体的、精神的負担はつらいものがあります。こうしてご配慮くださるお気持ちが支えとなります。ますますのご発展を願っています』『75歳の長寿祝い金をいただきました。元気と長寿に乾杯!とてもうれしいです』との声が多数寄せられています。

劣悪な社会保障のもとで、今日ほど仲間から助けられる喜びとともに、仲間を助ける喜びを分かち合う運動として、全商連共済会が会員一人ひとりにとってかけがえのない存在になっています。

これらのことを通しても共済の役割はいっそう重要になっています。

みなさん、ご存知のように詐欺まがいの共済と自前で健全に運営している共済を同等視され、消費者を保護する名目で保険業法が改正されました。

全商連は、助け合いの共済を破壊する憲法違反の規制とは断固たたかうと『改正』保険業法の共済規制に対する見解を示し、この見解をもとに全国の民商仲間が学習を積み重ねてきました。

同時に金融庁交渉や国会議員要請行動を重ねる一方で、共済分野にまで儲けの論理で市場拡大を狙う、日米大手保険業界の圧力が大きく働いていることに怒りをもって、適用除外・見直し署名と直接声を届ける要請ハガキ運動を広げてきました。

現在は『見直し署名』と『経過期限の延長を求める』要請ハガキに全民商で取り組んでいます。11月はじめの到達は見直し署名で93万を越える署名数となり、国会議員への要請ハガキは14万を超えています。

私たちの基本的立場は『改定』保険業法における規制の対象に、民商・全商連共済は断じて該当しない、『特定保険業法の届出』は当面しない、助け合いの共済を守り抜くために全力をあげるというものです。そして広範な助け合い共済を守る立場から、見直しをめざして国民共同を広げることを決議しました。

本日の共済懇話会・京都の結成は、すべての市町村・行政区で中小業者の営業とくらし、健康を守る運動をしている民商にとって、大きな希望と勇気になります。また、同時に大きな責任を担うことにもなります。京都府商工団体連合会も総力をあげて、改定保険業法からの適用除外を勝ち取るまで奮闘する決意です。

みなさん、ともに頑張りましょう!」

署名運動

結成総会では、京滋労働組合共済会の九矢幸一専務理事が経過報告と「2008年3月末をめざし当面5万人署名」などの行動提起を行ないました。

その後、申し合わせ事項・世話人を提案、集会決議案を含めて、参加者全員の大きな拍手で「共済懇話会・京都」の結成を確認しあいました。