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京商連News 第108号(2015年12月7日号)

マイナンバーの相談・対策は
民商でバッチリ!

いよいよ確定申告 マイナンバーが不安…   対策、相談は民商で

申し入れ書を手渡す久保田会長(左)「マイナンバーの記載がなくても不利益はない」―全国中小業者団体連絡会(全中連)が省庁交渉を行い、各省庁が回答しました。「個人番号カード≠フ取得は強制ではない。カードを取得しないことで不利益はない」「扶養や源泉などの法定資料や書類に番号が記載されていなくても受け取るし、不利益はない」「番号提出を拒否された場合の経過記録がなくても罰則はない」(内閣府)、「確定申告書などに番号未記載でも受理し、罰則・不利益はない」(国税庁)、「労働保険事務組合が番号を扱わないことによる罰則や不利益はない」(厚労省)など明言しました。

民商でも税務署や自治体に申し入れを行なっています。民商・京商連は、会をあげて事業主に過度な負担と責任を押し付ける「マイナンバー制度実施の延期・中止」を求めています。

マイナンバーで税務署申し入れ

丹後民商

業者の不安を税務署に質す

峰山税務署に申し入れたメンバー丹後民商は、マイナンバー法の施行を受けて、11月13日に京建労・農民連・年金者組合とともに峰山税務署に申し入れを行いました。

@個人番号の記載のないことをもって、提出書類の受け取り拒否をしないこと。また、未記載を理由にした税務調査などの不利益行為を行わないこと、A2017年4月からの消費税増税を中止すること―の2点を申し入れ、総務課長と係長の2人が応対しました。

参加者からは、「申告書に通知カードのコピーと免許証のコピー(もしくはマイナンバーカードの両面のコピー)を添付するなど、丸見えで不安だ」「税務署の窓口で記載がない理由を逐一聞かれるのか」「e-Taxは番号記載しなくても進めるしくみになっているのか」という不安の声が出されました。

「個人番号の記載なくても受け取る」

総務課長は、「法が施行された以上、我々は従わざるを得ない立場であり、番号記載の問題も罰則はないが、義務はあるということを理解していただきたい」と言いながらも、「申告書や源泉徴収票など、番号の記載がなくても受け取る。扶養控除などについても、控除否認するようなことはない。番号記載のないことをもって納税者の不利益な行為につなげることはない」と明言しました。また、e-Taxについても「税務の内容ではないので、(個人番号は)未入力でも進めるようになっているはず=vとの回答がありました。

また、「消費税を増税できる経済的な環境にない」ことと合わせ、「軽減税率(複数税率)の実施や、それに付随するインボイスの導入は中小事業者にとって過大な事務負担になる」と中小業者の実情を伝えました。

京都市に中小企業の切実な要求訴え

市内協議会

業者の切実な要求を訴え民主商工会京都市内協議会(京都市内11民商と個人タクシー互助協同組合で構成)は、11月16日に18人で京都市への申し入れを行いました。小規模企業振興基本条例や住宅リフォーム助成の制定、国保料の引き下げ、マイナンバー制度実施の延期・中止など、13項目の要請書とともに「全会員調査」報告書と「祇園のスナック実態調査」報告書を手渡しました。京都市からは5つの局から25人の課長が出席しました。

国保「納税緩和研究する」「滞納あっても柔軟に対応」

国民健康保険について京都市の姿勢を質しました。今年から「税に準じて保険料の滞納者から延滞金を取る」という京都市に対し、世帯の事情によって延滞金の減少や免除をする「換価の猶予」など、納税緩和措置が不十分という声に、国保課長は「国保料と税の現行取り扱いに違いがあるとは思っていなかった。研究する」と回答しました。

また、京都市の要綱に反して国保料滞納者に対する限度額認定書について「滞納保険料の2分の1以上納付しないと発行しない」という窓口対応があることを告発、「滞納があっても柔軟に対応する」との回答を引き出しました。

切実な願いに背を向ける京都市の転換を

滞納者が安心して相談できるよう、税務センターの窓口に掲示されている「差押え処分、期限内納付、財産調査」という張り紙の撤去を求めました。また、学校の跡地活用問題、自営業者の保育所入所問題などを質し、改善を訴えました。

消費税増税、戦争法については「財源確保、安全保障、国民の命と暮らしを守るために国が結論を出した」と回答。一方で大企業優遇の再開発を推し進め、商店版リフォーム助成制度や屋外広告物への助成を拒否するなど、地域の中小業者に背を向ける京都市の姿勢が浮き彫りになりました。

京都市が悪政の防波堤として本来の地方自治体の役割を発揮するためには、来年2月の市長選挙で「憲法市長」を誕生させることが必要です。

読者の声

商工新聞や京商連ニュースの感想や商売、暮らしの中で思うこと、身近な話題などをお寄せください。

●「京商連ニュース」で紹介された会員さんが、「商工新聞」に載っているのを見つけたときは、とてもうれしく思います。「京商連ニュース」は、民商のさまざまな取り組みを掲載してくれています。これからも仲間増やしや要求実現運動での教訓的な記事を期待します。(伏見区・家電販売業)

●今の経済状況では、何をやってもうまくいかない業者も多いのでは。会員さんの元気が出るような北部の取り組みをたくさん取り上げていただきたい。(福知山市・新聞販売業)

●2面の会員紹介を見て、近い店には足を運びます。以前掲載されていたとんかつ屋さんにも行きました。(北区・事務局)

 

 

地域で生きる

亀岡民商 阪野 志伸さん(66)友人の輪で広がる仕事

亀岡民商 阪野 志伸さん(66)

阪野志伸さん(金属加工業)の工場は、羽束師の自動車試験場の近くにあります。工場内は旋盤、研磨機などの大きな機械で埋め尽くされています。

自然と歴史にあふれる亀岡市に在住し、「夢は丹波亀山城を再建させること」と言う阪野さん。歴史と文化、ともに働く仲間を愛する自営業者です。

若いころに技術を磨き

阪野さんは、高校卒業後、金属加工の会社に就職、入社してすぐに旋盤の技能検定2級の資格に挑戦します。会社で経験を重ね、実技試験、学科試験を見事パスし、高校普通科卒業としては最短の25歳で2級の資格を取りました。

会社では労働組合にも所属、「優秀な人間は、組合活動でも卑屈にならず、堂々と会社に物を申していた」と当時を振り返ります。

当時の仲間とは、今でもつながりがあります。吹田市の会社に勤める友人から仕事を請けることもあります。

「その職人の技量がどれだけあるかは数字では表せない。友人なら技量を知ってくれているから、新しく取引を始めるときも『これだけの単価を』と請求しても納得してくれる。『これだけほしい』と率直に言える関係がいい。このつながりが財産です」。

父も民商会員でした

阪野製作所
阪野製作所
京都市伏見区淀樋爪町608-1
〒613-0901
電話・FAX 075-632-5031

阪野さんは1989年10月に独立します。勤めていた会社の社長に相談したら、銀行や税理士を紹介してくれましたが、迷わず民商に入会しました。

入会当初は、「『役がまわってきたらかなん』と思って、民商のことはすべて嫁さんに任せていた」という阪野さんですが、現在は亀岡民商の副会長です。阪野さんの思いを変えたのは、共済会でした。大腸がん検診で陽性反応が出、病院にいったときはすでに「ステージW」となっていました。肝臓や肺にも転移し、入院、手術を繰り返しますが、今は回復して仕事にも復帰、民商で命拾いをしたことが、「何か民商の役に立ちたい」という思いになりました。

趣味にも本気に

大腸がんを患ったことで人生観も変わりました。もともと釣りや登山、スキーなど多趣味でしたが、大好きだった歴史も本格的に学び、亀岡甲冑の会にも入会。京都検定、歴史検定ともに2級にも合格しました。

亀岡市は、かの有名な明智光秀が丹波亀山城を築城した地であり、地元では明智光秀は名君として親しまれています。現在、亀山城跡は宗教法人大本教によりその石垣のみが復元されています。

阪野さんは、「先日、新聞で『宮津高校の生徒たちが宮津城大手門を再建した』という記事を読みました。本物ではないですが、しかし羨ましい限りです。やはり町にはシンボリックなものがほしい。サッカー場をつくるくらいなら、幅広い亀岡の民衆の力でお城の再建を実現したいですね」と夢を膨らませます。

もうひとつの夢

工場内には大型機械が並びます「最近一番気になるのは、大企業が若い技術者を育てないこと」という阪野さん。「経費がかかるということで安直に派遣に頼っている。今、若い技術者を育てないと、技術を教える人がいなくなる」と危惧します。

阪野さんのもう一つの夢は、自分の仕事を息子に継いでもらうことです。「今は機械が自動でつくるところが増えてきて、汎用機械を使える若い人が少なくなっている。ソフトを作るのは優秀かもしれないが、手作業で物を作る技術が落ちてきた」と感じています。そんななか、息子が1級の技能試験に合格したことを誇らしく思っています。現在66歳の阪野さんですが、「早く息子と一緒に仕事をする日が来ることを願って、体力を養って頑張って生きたいと思っています」

観劇会のご案内

夢千代日記:民商・京商連新春観劇会民商・京商連新春観劇会 前進座の舞台を楽しもう

●演目●夢千代日記
〈みどころ〉
原作=早坂 暁
1980年代に放映されたテレビシリーズを原作とし、前進座にふさわしいエピソードを取り上げて劇化。
今回、初春特別公演ではお正月らしい演出を盛り込み、また花道を使用した華やかな踊りのシーンを加えたりと、南座特別バージョンでお楽しみいただきます。
●とき●1月10日(日)午後3時30分開演
●ところ●京都四条南座
※お問い合わせ・お申し込みは、
民商または京商連(075-314-7101)まで

1月10日恒例の新春観劇会です。今年は京建労さんと一緒に南座を貸切ります。「ゑべっさんで商売繁盛」、新年の話題や会員同士の初顔合わせに、ぜひ南座へお運びください。

年末です みんなで顔を合わせ 声をかけあって よい年を迎えましょう

今年も残すところ1ヶ月となりました。お商売はいかがですか?

今年は戦争法反対の国民的な取り組みをはじめ、中小業者の暮らしと営業を守る運動を進めてきましたが、私たちを取り巻く状況はまだまだ厳しいものがあります。そんな中だからこそ、班・支部で顔を合わせ、声をかけあって年の瀬をのりきりましょう。

ご存知ですか? 市町村の貸付制度(生活援助)

お問い合わせは民商まで

「歳末特別生活資金貸付事業」(京都市)
限度額=一世帯15万円(世帯員一人あたり3万円が目安)
金利=無利子
返済期間=2年以内に、原則として均等月賦で償還
申込期間=12月9日〜15日

「暮らしの資金」
(京都市を除く京都府内全ての市町村)
限度額=市町村によって異なる(10万円以内が多い)
金利=無利子・無担保・無保証人
返済期間=市町村によって異なる

困っている仲間を一人にしない

右京民商会長 西村英弥

民商会費を1年半滞納している会員さんを訪問しました。オリジナルの自動車部品の受注生産をしていて、仕事には波があり、国保は短期証、ローンやサラ金の借り入れなど、大変な内情を聞き、会費の払い方や困りごとについても相談しました。

会費を払えない方にやめてもらうのは簡単ですが、民商をやめてその方の困りごとは解決するでしょうか?顔を合わせて話をすることで、すぐには解決できなくても、なんでも相談できる仲間がいると感じてもらえるのではないでしょうか。

行事案内

〈日程〉