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京商連・要求運動ブレイクスルーニュース【No.11】2009年6月11日

■breakthrough:打開、突破、大成功・躍進への突破口■ 発行:京都府商工団体連合会

「鉄工が好きや! 仕事を続けたい」
 家賃・電気代など固定費補助求め、府・市へ要請

府に申し入れ(6月10日)「隣は4月に、斜め向かいの工場は2月に閉めた。廃業寸前だ」など下請機会金属加工業者から悲痛な叫びが上っています。民商・京商連は京都府南部地域の工場集積地域の実態を聞くために、6月5日に「金属加工業者の実態と政府・自治体への要望懇談会」を開催、加工業者9名を含む22名が参加して実態を話し合いました。それを受けて、6月10日には京都府へ京商連として「経済危機突破、新型インフルエンザ問題への緊急対策を求める要請書」を提出。京都府からは商工労働観光部経営支援課小山哲史課長、井隼和弘副課長が京商連を訪れ対応していただきました。

要請では、冒頭、京商連伊藤邦雄会長が「大企業の『下請切り』でかつて経験ない厳しい下請加工業者の実態をぜひ直接お聞きいただき、この仕事で生きつづけたいという業者に応えていただきたい」とあいさつを行いました。その後、参加者から口々に営業の実態が語られました。

民商・京商連が京都府に要請

○京都市で38年間、機械金属加工業を経営。今は妻と2人で仕事している。昨年11月から売上が8割減。この正月は1割ぐらいの売上。ところがこの三月売上がゼロ。こんなことは商売38年やって初めて。親会社も仕事がない。親会社は従業員50人の大手の一次下請やけど、親会社も仕事が全然ない。回ってもない。黙っていても、電気代が4万5千円、ガレージ代が2万円。車のローンが2万円と住宅ローンが800万円残っている。最低30万円ないと生活できない。今は、生命保険のとりくずしとちょっとした預金で暮らしているけど、この先の見通しが全然ない。個人営業は何の保障もない。先のことを考えたら夜も寝られない。年金もらえるまで2年もある。
できたら、無利子の生活資金100万円でも出してもらえる資金をつくってほしい。据置を長くしてほしい。腕には自信がある。私らが日本の技術を支えている。廃業は日本の損失だ。

○機械金属加工業。営業初めて29年。得意先は村田製作所の2次下請。売上は、1月が5250円。2月が25200円。3月はゼロ。4月は16800円。普通ならこの1社で40万から50万の売上で生活できていた。せめて25万ないと生活できない。何とか得意先を増やそうと思って、京都産業21で取引あっせんをしてもらえると窓口に相談に行ったが、2社紹介してもらって行ったが、名刺交換だけで仕事はもらえなかった。友達も大日本化研の仕事だが、そこも仕事がない。先の見通しが何もない。手元に図面が一枚もない。毎月のガレージ代とか電気代の補助があったら助かる。固定費がどうしてもいるので補助をしてもらえたら。

○機械部品加工。33年間。ある製作所の100%下請だったが、4月・5月で2回の不渡りを親会社が出して仕事がまったくない。15件ほど飛び込みで営業をして、2件から仕事の問合せがあった。仕事は1個とか4個とか。今まで100個単位で仕事をしていた。その上、1個でも見積もりを求められる。せっかく言ってもらったので見積もりしたが、相手から「これはムチャクチャやで」と言われた。「常識的な線で見積もりだしたつもりだが」と話したら、相手からは「今までの常識的な線の半分の値段をつけてくれ。それでないとこちらから仕事は出せん」と言われた。時間チャージ3000円くらいかな、それで8時間で2万4千円で電気代と刃物代とでトントンかなと見積もりしたが、それを半分にしろと言われる。
今57歳なので、せめてあと10年仕事したい。工場の固定資産税を減免してほしい。電気代もまったく仕事がないのに払わなければならん。制度的に補助をしてほしい。今、家内はパートで、子どもがいくらか出してくれているが。今、ハローワークにも登録している。8・9月で区切りをつけて廃業することも考えている。

○久御山町で仕事している。自分のところで製品を持っていないので、親会社に頼るしかない。仕事は7割減。工場のローンもあって、負担がしんどい。毎月17万円の返済。ローンの猶予をお願いしたい。このままでは返しきれない。嫁さんがパートに出ているが、嫁さんのパート先も金・土・日と休みでいつまでもつかわからへん。本当に不安。仕事のあっせんも。

■京都府商工部経営支援課 小山哲史課長コメント

今日は4名の方から本当に切実な声を聞かせていただきました。現場の声を聞く機会をつくっていただきお礼を申し上げたいと思います。現場の声を聞かずしていい仕事はできないと思います。

今日ご要望のあったリース代の借換は、京都府の一般振興融資で対応できると思う。今日聞かせていただいた切実なご要望にお応えするために、雇用、仕事、発注などの件は持ち帰って、上にも報告して生かしていきたいと思います。

○上記以外に意見交換で出された要望

集まろう!話し合おう!生き抜こう!
第2回下請製造業者のつどい

会場:京都府立城南勤労者福祉会館■2009年7月2日(木)午後7時〜
■会場:京都府立城南勤労者福祉会館2階第2教室
(所在地)宇治市伊勢田町新中ノ荒21-8 〒611-0043
(電話)(0774)-46-0780,0688

1回目のつどいには金属加工業者9名、府会議員、民商事務局など22名が参加。お互いの状況を率直に話し合い、要望を出して京都府・京都市に要請を行いました。

2回目のつどいは、@お互いの経営の現状を交流する、A生き残るための緊急要望、今すぐ使える制度を学ぶ、B名刺も交換、設備・機械などお互いの経営の状況を交流して仕事つくりのネットワークの第一歩とする、ことを目的に行います。

京都市内(南区・伏見区)、京都府南部地域(宇治市以南)、乙訓地域(向日市・長岡京市・大山崎町)の会員、商工新聞読者の皆さんなど関連する業者の方の積極的なご参加をお願いいたします。

■主催 京都府商工団体連合会
(問合せ・連絡先)京都市右京区西院東中水町17 京都府中小企業会館5階
電話 :075-314-7101
FAX :075-321-4416
メール :kyoshoren@eagle.ocn.ne.jp